昔の麩は皆丸い棒の様な形をしていました。近江商人は日本中を歩いて商売をしていた為、丸い棒の麩では折れて困ります。
そこで束ねて使いやすく運びやすい四角い麩になったと言われています。
また、戦国時代に置いて、近江八幡市の「豊臣秀次」 (豊臣秀吉の甥)が、形の丸い麩は 持ち運びに不便なため、町並みのような四角い麩になったとも言われています。
丁字麩には両面に線が入っているのですが、この線は『小京都』とも呼ばれる近江八幡の街の小路を示すもので、城下町に住む人達を忘れないようにするために入れられた線といわれています。
煮物に使っても丁字麩は煮崩れをしません。もちもちとした食感となめらかな舌触りが特徴です。
しかも水でもどす時も2~3分でやわらかくなるので便利です。
すき焼きの他、味噌汁や煮物、卵とじ、酢の物、からし酢味噌和えなどの和え物にも使います。
鍋物には、必ずといっていい程よく使います。
また、軽くトーストし、ジャム・バターをつけて、パンの様に。
アイスクリームなどをはさんで最中アイス風も美味しくいただけます。
とても消化吸収がよい健康食品で、添加物は一切使用していないので、赤ちゃんの離乳食にも最適です。
今から1200年ほど前に、中国からゆば、豆腐とともに僧によって今の麩の原型が日本に伝わったと言われています。
江戸時代になり今の麩の食べ方が一般庶民にまで広がりました。
江戸時代になり今の麩の食べ方が一般庶民にまで広がりました。
- 丁字麩の原料は何?
- 丁字麩は、小麦が原料です。
麩は小麦から取り出したタンパク質のグルテンと小麦粉と水でつくります。
(麩をつくるのにふさわしい良い小麦粉・水にこだわります。) - 丁字麩はどうして作るの?
- 小麦粉とグルテンと水を原料に生地を作り、焼き上げます。
機械化せずに昔ながらの方法で一つ一つ手焼きにこだわって焼いております。
口当たりがなめらかで、弾力のある麩をつくる為、気候や気温に応じて、生地をつくります。
- おもいっきりテレビで紹介されました!
- 近江の伝統料理「丁字麩のからし和え」は、疲労解消、体力増進、ボケ予防などに効果があります。
- NHK 生活ほっとモーニングで紹介されました。
- 丁字麩が魅了の食材として紹介されました。近江の名産である丁字麩は、非常に低カロリーなのでカロリーを気にされる方にも安心です。
- 婦人画報に掲載されました。
- 嘉永年間の創業、昔ながらの手焼きで作られた麩は舌触りなめらかです。
- 週刊朝日に掲載されました。
- 近江の丁字麩を初めて食べたとき、これは格別の味わいと、一目おいた。
- エプタに掲載されました。
- 煮物にしても煮くずれず、なめらかな舌触りとモチモチした食感が自慢です。近江八幡では昔から、すき焼き等の鍋物に必ず丁字麩を入れます。